取引先などを接待した時(交際費)の仕訳の基礎

会社は業務上においてお付き合いのある取引先やその役員・従業員などを接待したり、あるいは贈り物をしたりする場合があります。このように取引先とのお付き合いなどのための出費を支払った時はどのように記帳すればよいのでしょうか。

取引先の役員や従業員を接待したり、贈り物やお祝いを支払った時は交際費または接待交際費という費用グループの勘定科目を使って記帳します。
費用グループの勘定科目の仕訳ルールは、発生は左側(借方)、取消は右側(貸方)に記帳することです。
では、下記の具体例で交際費・接待交際費を支払った時の仕訳をご確認ください。

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交際費を支払った時の仕訳例

得意先の社長及び従業員を接待し、飲食代として現金30,000円を支払った。

借方 金額 貸方 金額
交際費 30,000 現金 30,000

交際費(または接待交際費)という費用が30,000円発生していますので、左側(借方)に「交際費30,000円」と記入してください。また現金を支払うことにより、現金という資産が30,000円減少していますので右側(貸方)は「現金30,000円」となります。

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