会社や個人事業主は各種の業界団体や同業者団体、商工会、納税協会、町内会など様々な団体に所属しています。これらの団体に対しては毎月（または毎年）会費を支払うことになりますが、これらの会費を支払った時はどのように記帳すればよいのでしょうか。

所属する団体などに会費を支払った時は諸会費という費用グループの勘定科目を使って記帳します。
費用グループの勘定科目の仕訳ルールは、発生は左側（借方）、取消は右側（貸方）に記帳することです。
では、下記の具体例で会費などを支払った時の仕訳をご確認ください。

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会費を支払った時の仕訳例

会社が所属する同業者団体に対し、会費として現金10,000円を支払った。

諸会費という費用が10,000円発生していますので、左側（借方）に「諸会費10,000円」と記入してください。また現金を支払うことにより、現金という資産が10,000円減少していますので右側（貸方）は「現金10,000円」となります。