会社や業務で使用する車のガソリン代を支払った時は旅費交通費という費用グループの勘定科目を使って記帳します。
車両に関して発生する費用をまとめて車両費勘定を使って処理している場合は、ガソリン代も車両費に含めて処理することもあります（いずれの勘定科目でも構いませんが同じ勘定科目を継続して使用してください）。
費用グループの勘定科目の仕訳ルールは、発生は左側（借方）、取消は右側（貸方）に記帳することです。
では、下記の具体例でガソリン代を支払った時の仕訳をご確認ください。

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ガソリン代の仕訳例

ガソリンを給油し、代金5,000円を現金で支払った。（当社ではガソリン代は旅費交通費勘定を使って処理することとしている）。

ガソリン代は旅費交通費のほか車両費などの勘定科目を使うこともありますので、簿記検定や実務においては問題の指示やこれまでの記帳処理に従ってください。
ガソリン代を支払うことにより、旅費交通費という費用が5,000円発生していますので、左側（借方）に「旅費交通費5,000円」と記入してください。同時に現金という資産が5,000円減少していますので右側（貸方）は「現金5,000円」となります。