機械や建物などを修理した時(修繕費)の仕訳の基礎

パソコンや機械・家電・建物・自動車やその他の固定資産などを使っていれば、何らかの理由で故障してしまうことがあります。
故障したものをそのまま廃棄してしまう場合もありますが、修理して再度利用する場合のほうが一般的だと思われます。

壊れたものや調子の悪いものを修理する(元の状態に戻す)ために支払った金額は修繕費という費用グループの勘定科目を使って記帳します。
費用グループの勘定科目の仕訳ルールは、発生は左側(借方)、取消は右側(貸方)に記帳することです。
では、下記の具体例で修繕費を支払った時の仕訳をご確認ください。

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会議費を支払った時の仕訳例

事務所のパソコンが起動しなくなったため、修理にだした。修理代50,000円は現金で支払った。

借方 金額 貸方 金額
会議費 1,000 現金 1,000

壊れたパソコンの修理のための費用は「修繕費」という勘定科目を使って仕訳します。
修繕費という費用が50,000円発生していますので、左側(借方)に「修繕費50,000円」と記入してください。また現金を支払うことにより、現金という資産が50,000円減少していますので右側(貸方)は「現金50,000円」となります。

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